冴えないおっさんパパブログ

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【湿度との戦い】ベッドの勧め【万年床はカビ・ダニの温床】

どうも、おっさんです。

今回は布団引きっぱなしおっさんだった私がベッドを勧めることになった経緯を伝えていこうと思う。 万年床からベッドに変えるメリット・デメリットをおっさんなりに解説していくので参考にしてもらえたらと思う。

 

 

万年床からベッドに変えるまで

私はもともと北海道に住んでいて現在は関西に住んでいる一児のパパだ。北海道にいたころはベッドなんてほとんど使ったことがない。

実家にいた頃はベッドを使っていたが18歳で実家を出て一人暮らしをして以降ずーっと床に直接布団を敷くいわゆる万年床であった。その生活を長年していたが北海道にいた頃はそれで何か困ったという事はほぼ無かった。少なくともその頃のおっさんは困るような事態に気づいていなかった。

ちなみに北海道にいた頃はベッドのメンテナンスなんてほぼやっていない。一人暮らしをしていたころはベランダなんてないワンルームのアパートに長く住んでいたからそこにいるころは布団を干したことなんて無かったし布団乾燥機ももちろん持っていなかった。

2~3か月に一回部屋の掃除と一緒に布団に掃除機をかけるくらいしかしていなかった。しかもその頃はとても狭い部屋に住んでいたので布団の上でご飯やお菓子を食べることが当たり前だった。

今は結婚を機に関西に引っ越してきた事と奥さんがとても綺麗好きな事、本州の湿度の高さ等からベッドを使用している。というか関西でも最初は床に直接布団を敷いて使っていたのだが​ベッドに変えざるを得なかったというのが正確なところである。

 

 

​​​​​万年床のデメリット​

ではなぜ長年万年床だったおっさんが何万もするベッドに変えたのか、その一番の原因はカビである。

​北海道にいた頃は​湿度が低かったことと布団が柄模様の布団を使っていた為カビに気付いていなかったことで万年床で全く問題が無かった。いや、問題が無かったというのは語弊がある。その頃にも多分布団にカビは生えていたと思う、そしてお菓子やご飯の食べかす等でダニも繁殖していただろう。

ちなみにその頃のおっさんはカビの影響からかしょっちゅう風邪をひいたりダニに噛まれたのか体がかゆかったり赤くポチっとした腫れがあったりもした。ちなみにお風呂は毎日入っていたし服も週二回以上は洗濯をしていたので不清潔だったからということは断じてない。

そしてベッドに変えた現在、そういった症状は改善され関西に来て以降コロナを除いて風邪はひいていないしダニにやられている形跡も無い。もちろんベッドだけでなくいつも綺麗に保ってくれている奥さんの影響が一番大きいが。

ということで読んでいただいた方はお気付きの方も多いだろうが(そもそも知っているという方も含め)布団はダニとカビとの戦いが常に付きまとうのである。

そしてその二点、とりわけカビこそが私が万年床からベッドに変えることになった最大の要因である。​​ え?​布団にカビなんて生えるの?と思ったそこの貴方。もし定期的に布団を干していないのであれば布団の裏側見てみて。黒い点々なかった?あったらそれカビだよ。​​朝起きたら体がかゆくなったり赤く​ポツっと腫れてたりしたことない?それ多分ダニに喰われてるよ。

 

 

カビの生えるメカニズム、カビ・ダニ対策方法

おっさんはカビが原因で関西に来てから半年で二組布団をダメにしてしまって​現在は色々と対策をしまくって三枚目は無事に使えている。そしてカビやダニの対策をするうえでそもそもダニやカビはどう繁殖するのか、どうすれば対策が出来るのかというのをおっさんなりに色々調べたんだ。

ようやく本題だけどここからそれを解説していく。

 

​​​①ダニが発生するメカニズム・対策

​​まずはダニから。ダニは人間の皮脂やふけなどを餌としており人間にとって快適な環境がそのままダニにとっても繁殖しやすい環境となる。環境が整えば爆発的に繁殖する。

そしてダニというのは完全に無くすことは出来ないという事を念頭に置いて欲しい。外に出て帰ってくる過程の中で絶対に持ち帰ってしまうものになる。

だからといって諦めて放置することは全くお勧めできない。なぜならダニは様々な病気の元になるからだ。体を喰われてかゆくなったりちょっと腫れてしまったなんてとても可愛いもので、ひどい場合はアトピー性皮膚炎やアレルギー、喘息を引き起こしてしまう厄介な存在なんだ。

おっさんはアトピーやアレルギーは幸い発症していないが喘息は患っている。喘息は本当にしんどいぞ、風邪なんてひいてしまったらほぼ100%喘息まで発展するのだが息をするのが非常に辛い、息を吸いたくても吸おうとしたら咳が出てまともに呼吸が出来ないんだ。本当に辛い。​​​​​

​​しかも​それが自分のせいで起きるのであれば自業自得と諦めることも出来るだろう。しかし掃除や手入れをしていなかった結果自分の子供が病気になってしまったら?怖いよね。

だからこの記事を読んでしまっってまだ何も対策していない人は対策をして欲しい。

喘息もアトピーもアレルギーも一度なってしまうと完治を目指すのはとても厳しい、生涯付き合っていく可能性が非常に高い。だから今対策をし、予防をして欲しいと心から願う。

さて大分脱線してしまったがダニを0にすることは出来ない、ダニは様々な病気の元というのは理解してもらえたと思う。ここからは対策方法。

まず一番ポピュラーな方法として良く知られている布団を干すという方法、結論から言ってしまうとこれはそこまで効果的ではない。ダニは50℃以上で死ぬ布団を干すことによってそれを狙っていくのだが表面にいるダニには多少効果はあるかもしれない。だが裏側や内部にいるダニは死なないし表面にいるダニも内部に逃げてしまうのであまり効果的ではないのだ。ちなみに布団を叩くのもほぼ意味がないので布団を干す意味はあまりないと思っていただいて問題ない。ちなみに水洗いもダニにはあまり効果はない

ではどうするのか、先ほども述べた通りダニは50℃以上で死ぬ。一番効果が高いのは高温乾燥機能付きのコインランドリーを使用すること。99%以上のダニはそれで死滅する。

だが布団を洗えるコインランドリーが近くに無い、近くにはあるがそこまで持っていけないという方もいると思う。そんな方にお勧めなのが布団乾燥機だ。

これがあればわざわざコインランドリーまで行かなくても家の中で簡単にダニ対策が出来てしまう。また持ち運びしやすいコンパクトサイズなので収納にも困らない

なんだ、布団乾燥機かよと思った方もいるだろうが昔からある方法がいまのところ一番手軽でかつ効果的な方法なのだ。

一つ気をつけてほしいのは布団乾燥機のみで終わらないこと。ダニの排泄物や死骸もアレルギーの元となるため掃除機等で除去する必要がある。

面倒ではあるし安いものでもないが病気になるリスクやかかるお金・時間を考えれば決して高い買い物ではない。特に今現在アレルギーやアトピー、喘息に悩んでいる方、お子さんがいる方は最優先で検討してもらいたい。

 

②カビが発生するメカニズム・対策

カビもダニ同様非常に厄介な存在だ。ダニ同様カビを無くすことは出来ない、正確にはカビの元を完全に排除できることは出来ない。

まずカビそのものから解説していくがカビは菌類である、そしてどこにでも存在している。

小さすぎて目に見えていないだけで空気中に大量に存在している、だからカビそのものを完全に排除することは出来ない。そして空気中に存在しているだけの状態であれば人体に悪影響を与えること基本的に無い。人体に影響が出るのはどこかに巣を作って繁殖してからだ。そしてその巣こそが水回りなどによく見られる黒ずみの正体である。 そしてその黒ずみは布団にも同様に起こりえる。

カビが繁殖する条件は20℃以上の温度、布団であれば80%以上の湿度、部屋であれば60%以上の湿度、エサの三つだ。そして布団はそれらの条件が発生しやすい絶好の場所である。

まず温度、これは人間の体温で簡単に20℃以上になる、布団に寝るだけで第一条件クリア。

次に湿度、人間は寝ている間にコップ1~2杯程度の汗をかいている。そしてその汗は布団が吸収する。毎日のように布団を干したり換気をしていない限りはこの条件も簡単に達成する、第二条件クリア。

最後にエサだが、髪の毛、埃、皮脂、フケ。はい、簡単にすべての条件が達成されました。

ちなみに湿度に関してはフローリングに布団を直敷きしているとさらに簡単に条件が整う。

人の体温で布団が温まり床の冷気で床との接地面は冷える、すると簡単に接地面が結露してしまうのだ

。もし現在布団を床に直に敷いている人は朝に布団の裏側を触ってほしい、しっかりと湿っているはずだから。 ということでカビの最大の対策は換気と掃除である。温度も湿度もエサも布団で寝る限りは対策のしようが無い部分である。だからこそカビが生えない環境づくりが大事なのだ。そして万年床は最悪の環境に等しいという事も分かってもらえたと思う。

だからベッドがお勧めという話に繋がるのだがベッドは高いし場所を取ってしまう、それに値段も決して安くない。なのでここからはダニとカビ両方に共通する手軽なな対策からお勧めベッドまで色々と紹介していく。

 

 

お勧め対策方法

ここからは現在布団を使っている方にもベッドを検討している方にも両方の方に参考にしてもらえたらと思う。まずは簡単に対処できるものから紹介していく。

 

吸湿シート

これは布団に下に敷いて使う除湿シートだ。メリットはとにかく値段が安い、シングルサイズで1,280円とかなり手ごろな値段でしっかりと布団の湿気を吸収してくれる。また、洗濯機で丸洗いも出来るので衛生面も安心だ。

デメリットは吸収できる湿度に限界があること。センサーがついていてセンサーの色が変わると天日干しをして湿気を飛ばしてあげないといけない。

手間はあるものの値段と性能を考えるとコスパの非常に良い商品と言えるだろう。

 

折り畳みすのこベッド

これは布団の下に敷くことによって床との間に空間を作ることが出来る。物理的に空間を作って風通しを良くしてしまおうという商品だ。さらに折り畳むことによって布団を干すことが出来る一石二鳥のアイテムと言える。折り畳んでしまえばコンパクトになるため収納にも困らない。

デメリットはそこまで高さが出るわけではないので敷きっぱなしにするのには向かないこと、油断していると空間があってもカビが生えるという事があり得る。また、本体が5㎏と軽くはないので布団を敷いたまま折り畳むのは意外と大変という事。

ただ値段も手頃な事と省スペースで布団も干せる二役をこなせるのは魅力的だと思う。

 

スチールベッド

すのこベッドとの違いは床からの高さを確保できる分より湿度を逃がしやすくなるという事だ。また折り畳めるのでそのまま布団を干すことも出来るしキャスターがついている為移動も容易だ。引っ越しの際にも簡単に持ち運びできるため一人暮らしの方には特におすすめだ。

デメリットはこの商品は例外だが耐荷重量が低いものが多いという事ときしむので音が気になる場合があるという事だ。他の商品も見る場合はこの二点は特に気を付けてほしい。

ただこれに関しては今のベッドを買った後に見つけたのだが耐荷重量も最大で300㎏とかなり性能が高いので今から検討する方は是非候補に入れてほしい。これにするのもありだったなぁとちょっと後悔している。

 

すのこベッド

こいつはとにかく頑丈に出来ているのと耐荷重量も非常に高い、またすのこ自体も横板、縦板両方入っている為普通のすのこベッドよりも耐久性に優れている。2台並べても隙間が出来ないためファミリーベッドとしても非常に優秀だ。ヘッドボードにはコンセントと収納、ライトもついている為非常に便利だ。

ただデメリットとしてはまず値段が高い。非常に高い。また折り畳むことが出来ないため場所を取ってしまうのもデメリットだ。

ただおっさんは現在これを愛用しているが非常に良い。買って良かったと心から思っている。

これを買う前にもっと安いすのこベッドを購入して使っていたのだがそれはすのこの耐久性が弱く片膝を乗せただけですのこにヒビが入ってしまった。

幸いそれは返品できたから良かったんだけど新しく買ったこのベッドは全くそんなことはなくて非常に頑丈。ヘッドボードも便利で気に入っている。

お金に余裕がある方やQOLを上げたい方には心からお勧めできるものとなっている。

 

 

以上、今回のベッドの勧めのお話はおしまい。

少しでも誰かの役に立ったらおっさんも嬉しい。

それではまた。