冴えないおっさんパパブログ

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【元ペットショップ店員】ペットを飼うにあたって【準備・心構え】

どうも、おっさんです。
今回は元ペットショップ店員のおっさんからこれからペットを飼おうと思っている方へおっさんなりの考えを伝えていく、是非参考にしていただければ幸いだ。


ペットの考え方
ペットとは犬や猫などの愛玩動物のことである。難しいことは各自ググって定義なりなんなり調べてくれって感じなんだけど生涯一緒に過ごそうねってのがペットだ。
そう、その子の生涯を共にするのがいわゆるペットというものである。ちなみにおっさんはペットという言い方はあまり好きではないが定義上今回はペットで統一させていただく。
そして大事なことはペットに家族を選ぶ選択権はなく、こちら側の都合で生涯を共にすることを決定してしまうという事である。こちら側の都合で迎え入れこちら側の都合で生涯を共にするのだ。

可愛いから、一目ぼれしたから、拾ってきた、譲り受けた、理由は人それぞれだがどんな理由だとしても生涯を共にするという事を、そして幸せにするということを念頭に置いて欲しい。

 

ペットを飼うという事はそれだけ大きいものを、一生を背負う覚悟を持って迎え入れるということに他ならない。まずはその覚悟を持ってほしい。


下調べをしよう
例えばペットショップに行って生涯を共にしたい子と出会ったとして。色々なことを自分で調べてほしい。勢いだけで飼うのはとても危険だ。
まず最初に何を準備すれば良いのか。食器やケージなど準備するものは色々とある。お店によってはスターターセットみたいなとりあえずこのセットを買えば迎え入れる準備は整いますみたいなものも売っているがそれは必要最低限のものだ。​今必要なもの、将来必要なものをなんとなくで良いから調べてほしい。知っているのと知らないとでは雲泥の差がある。常に必要なものを把握するようにしよう。
次に今現在なりやすい病気、将来的にかかりやすい病気、種族ごとになりやすい病気。飼う前にそれも知って欲しい。例えばトイプードルであれば他の犬種に比べ関節が弱いとかチワワやパグなどは眼圧が高いから将来的に眼疾患にかかりやすいとか。調べれば簡単に出てくる。そしてもし病気になったとしてどれくらいお金がかかるのかも把握してほしい。病気になってからこんなにお金がかかると思わなかった!では遅いんだ。生涯を共にする以上そこもしっかり調べてほしい。生き物である以上お金はかかる。だからこそどれくらいお金がかかるのか、飼ったとして問題なく生涯を共に過ごせそうなのかをしっかり考えてほしい。飼ったは良いが金銭面が厳しくなって手放すなんてことにならないよう気を付けてほしい。
そして万が一自分が病気や不慮の事故でどう頑張っても共に過ごすことが出来なくなってしまった時の引き取り先を事前に調べていただきたい。いかに気を付けて過ごしていてもどうしようもなく理不尽なことは起こりえる。最悪の事態に備えるという事がその子の未来を考える事にも繋がると考えてほしい。
上記のように飼うまで、飼った後、飼えなくなってしまった後のことまで責任をもって欲しい。そこまでの準備をして初めて家族に慣れるのだと重く受け止めてほしい。


迎え入れるにあたって
​何を準備したら良いのかは​
​​​各々調べていただくとして、ここからは一緒に過ごすうえでの心構えみたいなものを伝えていく。ものすごい説教臭いおっさんのようになってるが文字通りおっさんなので見たい人だけ見てくれれば良い。

まずペットは貴方と共に過ごす家族である、そして養っていかなければならない。衣食住を確保してあげるのは最低限必要なことになる。そこを確保した先にその子の幸せがある。だから頑張って稼いでほしい、死ぬほど頑張って稼いでほしい。

次にしつけのルールをしっかりつくってあげてそれを家族全員が同じやり方で同じように実践してほしい。ペットは知能が人間のようにずば抜けているわけではない。だから人によって言う事が違ったりその日によって甘くなったりとルールが曖昧になってしまうと彼らは混乱してしまう。昨日までは問題なかったことが今日は怒られてしまうのだ。何を信じてよいのか分からなくなってしまい結果しつけが上手くいかなくなってしまい不必要に怒ったりしてしまう。でもペットがルールを守れないとしたらそれは間違いなく人間のせいなのだという事を分かってほしい。こちらが誠実にしていれば彼らは必ず答えてくれる。お互いの為にルールを共有し毅然とした態度でしつけに臨んで欲しい。

そして掃除を徹底してほしい。彼らは体高が低い為、人よりも多くのホコリを体に取り入れてしまう。彼らの健康の為、彼らの幸せのためにしっかりと掃除をして健康に過ごせるように気を使って欲しい。
次に犬がメインの話になるがお散歩のときにはしっかりとリードをつけて犬が暴れないようにしっかりとしつけをして欲しい。法律上犬や猫などのペットは物という扱いになる。万が一他人に嚙みついたり引っ搔いたりして相手を傷つけてしまった場合、傷害罪になる。法律上は刃物や鈍器を振りかざすのと変わらないのだ。たまたまとか偶然とか近づいていたあなたも悪いとかは通じない。リードをしっかりとせずペットをコントロール出来ない貴方が100%悪いのだ。飼い主になるという事はその子の行動に責任を持つということだ。最悪なことにならないよう自覚を持ってほしい。

そして食事に気を使ってあげて欲しい。彼らは自分で食事を用意することは出来ない、貴方に用意してもらわない限りはご飯を食べられない。そして口に運ぶものを選ぶことも出来ない、だからこそあげるものはどういった内容なのかをちゃんと把握してほしい。安いから悪い、高いから良いという事もない。その子にあったごはんをあげてほしい。

最後に、ペットを迎え入れると言事はその子の生涯を預かるということになる。最初にも伝えたが一生を背負うという事になる。その子にとっては貴方とあなたの家族がすべてになることが多い。だからこそ他の誰でもない貴方ができうる限りで最高の愛情を与え育て一緒に過ごしてほしい。ペットの寿命は人間に比べ短いことが多い。人間よりも濃縮された一生を送ることになる。いつかくるお別れの時に後悔が無いよう、笑顔で送ってあげられるよう精一杯愛してあげて欲しい。



以上で今回のペットを飼うにあたってはおしまいだ。
いつもよりも感情論の多い非常に説教臭い内容になってしまったがこれからペットと過ごす予定の方、今現在一緒に過ごしている人に少しでも響いてくれるとありがたい。
それではまた。