冴えないおっさんパパブログ

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【パソコン初心者向け】パソコンの選び方、スペックのお話。【性能の見方】

どうも、おっさんです。今回は実際に店舗やネットでパソコンを買う時に役立つ知識を共有できたらと思っているよ。パソコンには色々なパーツが使われていてそのパーツによって性能が全く違うものになるんだ。車で言うならF1に使われるようなレーシングカーから取り回しのしやすい乗用車まであるように。ゲームで言うと攻撃力の高いアタッカータイプなのかバランスの良い勇者タイプなのか。みたいにパソコンの性能によってやれる範囲も違うしその分お値段も変わってくる。自分に必要な性能はどの程度なのか、また無駄に高性能なパソコンを買ってしまい余計な出費にならないよう参考にしていただければと思う。



1.スペック(性能)について
​​お店やネットでパソコンを見ていただくとわかるのだがパソコンには様々なスペックがある。でも正直色々書いてある中で特に気を付けてほしい項目は三つだけ、そう、たった三つなんだ。その三つとはCPU、メモリ、ストレージの三つだ。ここからはその三つについて詳しく解説していくよ。

​①CPU

CPUはパソコンの性能に一番関わる部分で良く頭脳に例えられることが多い。この性能が高ければ高いほど処理速度が速くなる、つまり快適なパソコンライフを送ることが出来るということになるんだ。とは言ってもやりたいこと別にこの数字以上の性能があれば快適な作業が出来るよ!という目安はあるから自分がやりたいことに合わせて性能を選んでいこう。まずはCPUの性能の記載だが下記のようになる。
​​​​​Intel Core ​i5​-​1260​P​​​​​
​​​​​​AMD Ryzen ​7​​-5800​H
​​​​​​​​​​​
​​​まずCPUには大きく分けるとIntel社が作っているCore、AMD社が作っているRyzenの二つがある。もっとあるんだけどとりあえずはこの二つだけ覚えていれば問題ない、上記の​​水色の部分​​がそれに当たるよ。それぞれの違いというか特徴はと聞かれると正直そんなに無い。難しい話をすれば細かい違いはあるんだけど一般的な用途ではどっちでも使用感はそこまで変わらない、だからIntelRyzenかはそこまで重要なことじゃない。こだわりたい人だけ違いを調べてこだわれば良い。

次に​​黄色のi5、もしくは7​の部分。ここはすんごい重要で何をやりたいかでここの数字が変わる。3→5→7→9の順に性能が高くなっていく。具体的に言うと
3 ネット閲覧や動画視聴。office作業をある程度こなせる​
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​​5 office作業を快適にこなせる・写真編集が出来る。軽く動画編集が出来る
7 動画編集や3Dソフト、音楽編集のように専門的なソフトを快適にこなせる
9 なんでもこなせる超ハイスペック
すんごいざっくりだけどこんな感じ。iPhoneで言うと無印・Pro・ProMAXみたいな感じ…かな?

​​​​​次は1260や5800​の​​​部分、ここはちょっとだけめんどくさいかも。IntelRyzenで見るところが微妙に違う。この数字はi5もしくはRyzen7のなかで数字が高いほど高性能なんだけど大事なのはそこじゃない。まずはIntelから。1260という数字の頭二つ、12が重要。これは世代を表している。つまりi5-1260であれば12世代のi5という具合である。Ryzenであれば最初の一つ目、Ryzen7-5800であれば5000番台のRyzen7である、という感じ。ちなみに2023年の最新世代はIntelモデルであれば13世代、Ryzenであれば7000番台が最新という事になる(ノートパソコンの場合)。世代の後の数字はその中でも数字が大きければその分性能も高いということになるのだがとりあえず世代だけ気にしておけば問題ない。重要なのは世代、iPhoneでいうとナンバリングということになる。iPhone11,iPhone14みたいな感じ。

最後は数字の後についてくる​​PやH​​​の​英字の部分ここはIntelRyzenでちょっと違うんだけどUなら性能を抑えてバッテリー持ち重視、Hならバッテリーを犠牲にして性能重視みたいな感じ。ここはこだわってもこだわらなくてもどっちでも大丈夫。

とりあえずCPUの話はここらへんで次にメモリにいこう。CPUでとにかく大事なのは世代だ、例えばいくら7や9のCPUを選んだとしてもそれが10年前のCPUだったら?もちろん性能は低い。今iPhone4なんて使ったらストレスフルでたまったもんじゃない、パソコンでも同じことがおこると思ってほしい。


​②メモリ
​CPUが頭脳に例えられ、メモリは作業台の広さに例えられることが多い。ざっくり言うとメモリは同時進行出来る処理数の多さの目安になる。大事なのは何個アプリを立ち上げるか、ではなくてパソコンの中でどれくらいの数の処理を同時進行で処理できるかになる。作業台が狭いといくら手が早くても一個づつしか作業が出来ないのでスピードはでない、みたいな感じ。やりたいこと別にざっくりとメモリの目安を記載する。

4GB ネット閲覧や動画視聴、軽いoffice利用。
8GB 快適なoffice利用、軽い写真編集。
16GB 快適な写真・動画編集。2DCAD。プログラミング。大体のゲーム。
32GB 3DCADや4K動画編集等。重たいゲーム。

あくまで目安にはなるが参考にしていただければと思う。


​③ストレージ
​ストレージとはパソコンにどれだけデータを入れることが出来るかを数字化したものである。ストレージにはSSDと呼ばれるものとHDDと呼ばれるものがあるが現在のノートパソコンは大体SSDが搭載されているため気にしなくて良い。一応さらっとだけ説明するとHDDがちょっと前までは主流だった規格でデータのやり取りのスピードは今でこそ遅いものの安価で大量のデータを保存できるので現在はメインではなくバックアップ用に使われることが多い。逆にSSDはやり取りのスピードは速くなおかつHDDに比べ故障しにくい、そのかわり高いといった感じだ。
​ストレージに関しては冒頭でも記載した通り​どれだけパソコン本体にデータを入れられるかではある。ただCPUやメモリは基本的に後から増やすことは難しいがストレージに関しては後からUSBや外付けSSDやHDDにデータを保存することで後から付け足すことが出来る部分ではあるのでとりあえず256GB以上あれば問題ないと思われる。


​2.パソコンの選び方​​​​
上記の通りパソコンのそれぞれのスペックについては解説してきたが実際に選ぶ際は上記の性能を組み合わせて販売していいるものの中から選ぶことになる。だが実際にどの組み合わせを買えば良いのか分からないという方もいるだろうと思う。簡単ではあるが用途別推奨スペックを記載していく。

​①ネット閲覧・動画視聴
CPU  cerelon,pentium,Intel Core i3,Ryzen 3 以上
メモリ 4GB~
ストレージ 128GB以上(推奨256GB以上) 

②仕事でのoffice利用
CPU  Intel Core i5,Ryzen 5 以上
メモリ 8GB(Zoom等をしながらofficeのファイル共有は16GB推奨)
ストレージ 256GB以上

③写真編集・軽い動画編集
CPU  Intel Core i5,Ryzen 5 以上
メモリ 16GB以上
ストレージ 256GB以上(512GB以上推奨)

④快適な動画編集・音楽編集
CPU  Intel Core i7,Ryzen 7 以上
メモリ 16GB以上
ストレージ 512GB以上

⑤ゲーム用途
CPU  Intel Core i7,Ryzen 7 以上
メモリ 16GB以上(MOD使用時は最低32B以上推奨)
ストレージ 512GB以上(1TB以上推奨)
GPU  GeForce RTX 1650以上​​​​(ざっくり言うと映像処理を担っているパーツ)

※やりたいタイトルの推奨スペックを調べると最低環境、推奨環境が出てくるので予算に合わせて出来れば推奨環境を満たすパソコンを用意しよう。
ざっくりにはなるけど上記の中から自分に必要な性能のパソコン選びに役立てていただければと思う。
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以上ではあるがパソコンの選び方、スペックのお話を終わりたいと思う。パソコンをこれから買おうと思っている、買おうとしたが良くわからず断念したという方の役に立てれば幸いである。
それではまた。